NPO法人藤沢ラグビー蹴球倶楽部 設立趣意書
2000 年という節目の年を迎え、わが国社会は多くの分野で解決すべきいろいろな問題を抱えています。スポーツの分野においても学校の体育クラブや企業内スポーツクラブが衰退の一途をたどっています。
ラグビー界もその例外でなく、神奈川県下の高校ラグビーチームの数がここ数年で半分以下に激減し、ラグビーをしたくともできない高校生が続出するという憂うべき状況にあります。このような背景の中で、地域に根ざしたスポーツクラブの存在は非常に重みを増しています。
藤沢市ジュニアラグビースクールは、1970 年の春に、「ラグビーという素晴らしいスポーツとフェアープレイの精神を子ども達に教えたい」ということを思いたち、この 30 年間に 500 名強の少年ラガーメンを育ててきました。OB 達は、進学先や就職先で活躍した後、スクールの指導員として里帰りをし、また、初期の生徒が親となりその子ども達が新入生として入学してくるという形の中で、その伝統が連綿として受け継がれてきています。と同時に、多年に渉って交流してきた県内少年チーム、秋田少年ラグビースクールをはじめとした県外少年チーム、オークランドの少年ラガーチームとの固い絆も、今後一層強めていきたいと思います。
また、スクールでは「在籍女子生徒の増加傾向」、「スクールの父母で結成したタッチラグビーチームのめざましい活躍」も話題になっております。
このように、ラグビースクールは今までの歴史の中でも、年齢・性別・職業・地域・国籍を超えた広がりを持ってきましたが、今後一層開かれたクラブを目指し、地域コミュニティとの交流を深めていきたいと考えています。
本格的クラブ化により一層の発展を期している藤沢ラグビー蹴球倶楽部は、目的を「ラグビーフットボールの振興・普及によるスポーツの興隆」と「ラグビークラブチームの育成・指導を通じての市民スポーツ文化の向上」に置き、「ジュニアラグビースクールの運営」「高校生・成人のラグビーチームの育成・指導」「ジュニアから成人に至るまでの公式戦を含む対外試合の積極参加」「他地域や海外チームとの多角的交流」「これらを推進するための広報活動と情報交換」等の諸事業を展開することにより、ラグビーを基軸とした地域スポーツの振興・普及に寄与するため、この度「特定非営利活動法人」の設立を決意してその認証を申請する次第です。
平成12年1月29日
特定非営利活動法人 藤沢ラグビー蹴球倶楽部
設立代表者 髙橋 陽之助